平成24年1月14日放送分「名所絵・絵はがきにみる昔と今」より

「馬車の音が…」

 今回の番組は、大分市歴史資料館で1月29日(日)まで開催中の“名所絵・絵はがきにみる昔の風景”展を紹介。また、展示されている大分の懐かしい風景を描いた絵はがきや地図をもとに、現在の場所がどうなっているのか訪ねてみました。
 近代化され見事に変化した場所で昔を懐かしむ素敵な旅になりましたが、当時と変わらないロケーションを残す場所もありました。それは、明磧橋のちょっと下流側から見た由布岳の見える風景です。
 絵はがきは大正年間に描かれたものです。木造りの明磧橋を馬車が渡り、清らかな大分川がその下を流れ、後方には豊後富士と呼ばれた由布岳がそびえています。
 現在は近代的なアーチ橋がかかり鶴見岳や高崎山も見えていますが、絵はがきと見比べているうちに、なんとも不思議な感覚に包まれてしまいます。その時代にジワーッと感覚が浮遊していくというか、まるで馬車の音までもが聞こえてくるような…。そして、亡くなった祖母や母の顔まで思い出され、昔を懐かしむあたたかな時間を過ごすことができました。
 皆さんも大分市歴史資料館“名所絵・絵はがきにみる昔の風景”展にぜひお出かけください。そして、懐かしい場所を発見したら、訪れてみてください。そのとき大事な何かを、思い出すことができるかもしれませんよ。

 ディレクター よっちゃん

3.ディレクター日記
2012/01/16 13:04



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