ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)、マーシャルを語る~ウリがやって来るぞ!こんな仕事をしていると幸運にもたくさんのプロ・ギタリストに接する機会があります。そんな折には当然音楽や好きなギタリストに話が及びます。そして、驚くほどたくさんのギタリストがこの人に影響を受けたとおっしゃいます。「この人」とは本日のメイン・キャスト、ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)です。
そして、もうすぐ奇跡の来日!しかも、東京公演は30年前、スコーピオンズの『蠍団爆発 -Tokyo Tapes』をレコーディングした中野サンプラザホール。それだけにウリ自身も今回の来日は感慨が深いようです。
その来日公演に先立ちまして、ウリがマーシャル・ブログへのオリジナル・インタビューに応じてくれました。ウリが語るマーシャルへの想い、ジミ・ヘンドリックスのこと、いいアンプとは?…ぜひお楽しみください。そして、コンサート会場でお会いしましょう!
マーシャルとの出会い
YMT(以下Y):1960年代後半から70年代の前半、ドイツと日本のマーシャルに関する状況は大きく異なっていたと思います。はじめてマーシャルを知ったのはいつ、どうやって?
Uli Jon Roth(以下U):70年代の最初のころは確かにドイツでもマーシャルはどちらかといえば珍しい方だったと思います。まわりでマーシャルを使っているバンドはほんのわずかでした。イギリスのバンドはすでにマーシャルを使っていました。ドイツではジワジワと広がっていった感じでしたね。当時はもっと小さいアンプが主流でしたね。
Y:あなたにとって一番最初のマーシャルを覚えていらっしゃいますか?もし、そうであればどんなモデルでしたか?
U:もともとはVOXのAC30を使っていました。最初のマーシャルは1972~1973年Dawn Road(ドーン・ロード)のころ手に入れました。100W Super lead Plexiのトレモロ付きでハンブルグで購入ものです。中古品だったような気もしますが、今となっては定かではありません。このアンプは私のすべてのアルバムで使われています。今でも大事にしています。とてもクリーンで特徴のある音がします。アンプを歌わせるにはかなりドライブさせなければならないんですよ。以前、出力をしらべたことがあったのですが、あのアンプはクリップする前で何と140Wも出ていたんですよ!
Y:あなたのキャリアの中で通り過ぎてきたマーシャルを覚えていらっしゃいますか?
U:非常に少ないですね。いくつかはなくしてしまったし、リペアに出したまま忘れてしまったなどというものもありましたが…。ツアーではほとんどすべてのモデルを試しましたが、いつもSuper Lead Plexiのリイシューに惹かれていきますね。それとVintageModern