加納秀人教則DVD 『LIVE ANALYZE』

先日レポートした通り盟友松本慎二の記念ライブで「まるで外道」としてそうる透とともに一瞬「外道」封印を解いた加納秀人。

その演奏は往年のファンを喜ばせただけでなく、外道を知らない若い世代にもその魅力が十分に通じたようだ。これがオリジナル強さたるゆえんであろう。

そして驚愕の事態が!しかし、それにしても、しかし…かつて加納秀人の教則DVD(昔だったらカセット・テープかな?)が出ようなど誰が想像したであろうか!それがこの『LIVE ANALYZE』。

そのタイトル通り、ドラムにそうる透、ベースに鳴瀬善博を迎えてライブ演奏を敢行。トリオという少数のバンドフォーマットでどこまでバンドサウンドのスケールを拡大し、よい演奏を展開するかを分析(ANALIZE)している。またギターの音も素晴らしいって当然マーシャル、当然1959なのです。

同時にギターのテクニックもタップリと解説。ライブを見ていて思っていたが、やはりこの人の発想の基は「自由」ということ。1973年デビューの外道。まだヨチヨチ歩きの域を脱していなかった日本のロックのパイオニアがその先を行っていたイギリスやアメリカのロックの背中を見て編み出したオリジナリティこそが「自由」だったのではないだろうか?そして、そのスピリットが今でも加納秀人の礎になっているのだ。

2009/07/08 09:00