流浪のカクレクマノミ撮影のために購入した生体は、他に方法(お借りして返却するとか)がなければ編集部で飼育するのですが、編集部の水槽にも限界があります。
その上、ご存じのように「コレとコレとはケンカする」とか、「コッチがストレスを感じる」……とか、いろいろ混泳上の理由で一緒に入れるのが難しい場合もあります。
というわけで、居場所を失ったカクレクマノミを一匹、家の水槽に持って帰ることにしました。すでに、痛感してらっしゃる方も多いかと思いますが、クマノミの仲間って、スズメダイの仲間だけあって、案外攻撃的な一面があるのですよね。タフだし。だから、家の水槽に入れるのにも一抹の不安はあるのですが……。
強めの魚を入れると、次はもっと強いさかなを入れなければならず……あっという間に水槽内軍拡競争状態になってしまって。混泳の上手な方ならいざしらず、僕などはけっこうそういう点で悩んだりします。
まぁ、そういうわけでカクレクマノミを1匹、家に連れて帰ることにしました。沖縄産の非常にタフな個体です。ちょっと背中が日焼けしているのか、黒くなってきています。
持ち運びの時は、けっこう釣りのコマセ用のバケツが重宝します。ちゃんとフタの閉まるヤツ。それに、電池式のエアポンプでエアレーションをしています。
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横着してプラケースを浮かべて水合わせ中。
以前は60cm水槽にいたので、広い水槽に戸惑っている?(笑)
たいていの魚は放すと、ライブロックの影にかくれてしまうのですが、さすがはカクレクマノミ。前面の一番目立つところでクネクネダンスを披露中。一晩中ここで泳いでいました。
それとも、ライブロックの間には他の魚がいるから、かえって怖いのでしょうか? フレームエンゼルやロイヤルグラマは一応、近くまで来て軽く威嚇していましたが、一瞬のことで、それ以降は興味がないようです。
ついでといっては何ですが、週末に買っておいた屋外用ストッカーを使って水換えを敢行。
じつは従来まで使っていた衣装ケースは、柔らか過ぎて、水を入れると左右にたわんで膨らんで、非常に危険な感じになっていたのです。やっぱり60リットルとか入れるとなると、それなりにリブとかが入っている丈夫なものが必要なようです。
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