隣波考シリーズ15「自然と人工」

もともと自然という言葉は「じねん」と読んでいたようです。この「じねん」と現在使われているている自然(しぜん)の意味は全く違います。「じねん」は仏教思想とも言われているようですが、人工物を含み自然と一体化した様相を形容した言葉です。それは田んぼの畦道も、茅葺きの民家も、その民家を囲む木々も、全ては自然全体の中の一部分であるという意味。

今、日常生活でそのような自然は殆ど見かけません。

「じねん」は「全体と部分」を総括した広い視点でものごとを捉える言葉でしたが、現代の「自然」は言葉の意味、考え方、環境などあらゆる角度から「人工」と対比し、分けて考えられます。

自然との共生か人工との共生か。人間が健康に生きられるのはどちらでしょう。

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隣波考シリーズ
2011/10/01 00:29



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