グリチルレチン酸の「カプセル化」技術「GRAegg」を開発当社は優れた抗炎症効果で知られるグリチルレチン酸(GRA)の「カプセル化」技術に成功し、11月15日にプレス発表を行いました。レチノイン酸、αリポ酸に続く第三の薬剤を使ったカプセル化技術となり、グリチルレチン酸の別名GRAを冠し「GRAegg」(ジーアールエーエッグ)と命名しました。
グリチルレチン酸は抗炎症、抗アレルギー作用があり、特に皮膚炎に対して有効です。天然の植物「甘草」由来の成分のため、作用が緩和で連続使用しても副作用がないことや、使用感がよいことで幅広く化粧品に用いられています。また、エイジングケアのための美白成分としても使われています。
今回、当社は、GRAegg技術によりグリチルレチン酸をナノスケール(直径6.5ナノメートル)の無機質コーティングカプセルにすることで、皮膚内への透過性を向上させました。これによりグリチルレチン酸の効果と応用範囲が飛躍的に拡大します。
もともとグリチルレチン酸は油溶性なので、油脂類を含む軟膏やクリームなどの形で利用されることが多く、水溶性ベースの製品への応用が困難でした。しかし、GRAegg技術でカプセル化することにより水溶性製品にもグリチルレチン酸を大量に配合することが可能となります。また、皮膚への浸透力も高まります。当社の実験では、GRAegg技術により、エッグ化しないグリチルレチン酸と比べて炎症効果に有意差を確認することができました。
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