【メディアファクトリー】『幽 怪談ノ宴』出演者ほか関連書籍

空腹ですempty 妖怪縁日『幽』物販ブースでは、山下昇平さんの手書きTシャツなど、オリジナルグッズも多数用意されている模様。詳しくはこちらをご覧いただくとして、ここではイベントにご出演の皆さんの書籍を覗いてみましょう・・・

 

●旧怪談(ふるいかいだん)耳袋より 京極夏彦


根岸鎮衛による江戸の奇談随筆集『耳嚢』を、京極夏彦先生が現代の『新耳袋』ふうにアレンジした一冊。単なる現代語訳ではなく、オリジナルの行間や、ある一語にこめられた奇妙な感覚を、ぐっと引き出して見せる手腕が、京極先生ならではの超絶技巧。そうか、そこが恐いのか・・・と、各話の終わりに添えられたオリジナルと、ついつい首っ引きで見比べて嘆息しきりです。
カテゴリーは児童書だそうですが、『耳嚢』をはじめて読む方もはじめ、大人の方に断然オススメです。

 

●幽談 京極夏彦

『幽』に連載された、奇妙な味の短編集。大部分の話が、何かが“見える”人の語りで構成されているのですが、その中で話者が“見えたモノ”に対する態度が妙に冷静で、読み進めていくと、直接的な恐怖より、じっくりと“見えてしまったらどうしよう”という感覚が満ちてくるようです。“見えたモノ”が恐いのか、“見える人”が恐いのか、さてまた自分の中の恐怖の芽が恐いのか・・・なんて読み返すたびに色々考えてしまい、何度でも楽しめます。中でも、“見える人”に対する思いと、恋慕の感情が交差する「十万年」は、わかりあえない他者への憧憬を描いた、青春小説・恋愛小説の傑作だなあ、と思いました。

 

●深泥丘奇談 綾辻行人


“館もの”等数々の作品で新本格ミステリを牽引する綾辻行人先生はまた、『殺人鬼』シリーズ

グッズ・書籍
2008/08/19 17:01



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