ベルリン映画祭リポート-ヘヴンズ・ストーリー-昨日は、フォーラム部門に正式出品されている『ヘヴンズ・ストーリー』の監督舞台挨拶と上映会に参加してきました☆
『感染列島』や『サンクチュアリ』の鬼才、瀬々敬久監督が送る全9章、4時間38分にわたる超長編作品で、東京では既に劇場公開が終了し、現在は地方で公開しているようですね。
2010年10月2日よりユーロスペース、10月9日より銀座シネパトスほか全国順次公開
2010,日本,ムヴィオラ
© 2010 ヘヴンズ プロジェクト
オープニングに瀬々監督が登場し、『4時間半後にまたお会いしましょう』という言葉で会場に軽やかな笑いを起こして上映がスタートしました。
本作は、瀬々監督が日本で実際に起こった事件からインスパイアされ、事件の加害者、被害者家族、またその事件をテレビで観た第三者たちを取り囲む人間関係と彼らの心情を丹念に映し出した渾身の秀作です。複雑に絡み合っていく構成の妙は、章を追うごとに重さと密度が増す気さえします。4時間半という大作でもなお収まりきれない私たち人間の永遠の命題 『生きること、死ぬこと、』そして『善、悪』の意味を考え、正答のないトンネルへと誘われていきました。
ここでは作品のあらすじは割愛し、上映後の監督インタビューを簡単にご紹介しながら、私の所感も合わせて書いていきます。
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