『アフロサムライ:レザレクション』木崎文智監督 インタビュー

[『アフロサムライ:レザレクション』木崎文智監督 インタビュー]

アーティスト岡崎能士が生み出したアフロヘアの孤高の剣客・アフロサムライ。サミュエル・L・ジャクソンがその奇抜なキャラクターに惚れ込み、プロデュースを買って出たのみならず、アフロサムライのヴォイス・アクターとして主演を務めたジャパニメーションが、全米を興奮と熱狂の渦に叩き込んだ衝撃から2年。遂に待望の続編が登場した。よりパワーアップしたアクション、ストーリーに加え、「チャーリーズ・エンジェル」シリーズのルーシー・リュー、「スター・ウォーズ」シリーズのマーク・ハミルら豪華キャストが実現。アフロへの復讐を誓い、執拗に付け狙う美貌の暗殺者・シヲと、シヲにつき従う死刑執行人・ビン役で、アフロサムライをどこまでも追い詰める。

今回は本作の監督である木崎文智さんにお話を伺いました。

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エミー賞長編アニメーション番組部門へのノミネート、美術監督 池田氏の個人部門審査員賞の受賞おめでとうございます。率直なご感想をお聞かせ下さい

■木崎文智(以下、木崎監督):「かなり驚いたのが正直な感想ですね。その時に池田さんの受賞も聞いて素直に「こりゃ凄い!」と思いました(笑)。

アメリカのTVってレイティングが厳しくて、しかも本作はバイオレンス描写が多いので、正直言うとノミネート候補に上がっていると聞いたときは「ウソ?それは無いよ」と思ってました。それがノミネートされてしまい、皆「意外にいけるんじゃぁない!?」と(笑)。池田さんの受賞もスタッフ一同喜びましたし、これを機に、日本のアニメーションアートの素晴らしさに注目が集まればと思いましたね。

今年の7~8月にノミネート候補に選ばれたのですが、日本では劇場公開もDVDの発売も何も目処が立っていなくて。8月半ばくらいに受賞の事を聞き、それが大きな決め手となって今回劇場公開される事になったわけですからね。GONZO(アニメ制作会社)自体のテンション高くなりましたよ(笑)本当にラッキーな作品ですね。」


レイティングが厳しいアメリカで、本作のようなバイオレンス作品がノミネートされた要因はどこにあると思いますか?

■木崎監督:「まず原作岡崎さんのアイデア、黒人の主人公だったのが大きいと思うんです。あとアフロサムライ自体が“アニメーションアート”と言われてて、ひとつの芸術として認知されているのも要因です。常にクオリティの高いものを目指して作っていますので、そこが評価されたんだと思います。

作品賞となってくると演出、脚本等、様々な要素が入ってくるので、そこまでは到達できませんでした。「アメリカ人には難解なストーリーだった」という意見も聞きましたし、まぁ、僕は逆にシンプル過ぎたかな?と思ったんですが(笑)」


アフロにしろ、新キャラクターのシヲにしろ、前作よりも本作はキャラクターの心理描写を多く描かれていると思ったのですが

■木崎監督:「今回も前作同様“復讐の輪廻”というのがテーマでして、それに巻き込まれているアフロの葛藤とか、そういうドラマ的な部分は前作よりも深みを出していると思います。家族愛であったり、師弟愛だったりです」


監督にとって復讐とはどういったものでしょうか

■木崎監督:「西部劇や時代劇を観ると昔からアメリカや日本でもあだ討ちはあって現代の戦争もいまだ

★インタビュー(2009 interview)
2009/12/11 10:58



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