『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』坂本浩一監督 インタビュー

[『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』坂本浩一監督 インタビュー]

ウルトラマンが初めて地球に姿を見せてから43年。本作はその歴史の集大成と、新時代の幕開けを感じさせる壮大なスケールの作品だ。ウルトラの歴史初の光の国出身の悪玉ウルトラマンであるウルトラマンベリアルと、ウルトラセブンの息子であるウルトラマンゼロの登場を筆頭に、特撮カットを実写とCGのデジタル合成で表現するなど、従来のウルトラシリーズが持つイメージを一新する作品に仕上がっている。子供たちに大人気のカードゲーム「大怪獣バトル」から派生したテレビシリーズ「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」を物語のベースに、ウルトラ戦士のスピーディーなアクションや100体を超える怪獣軍団による大暴れなど、ウルトラファンなら大人から子供まで楽しめる大迫力の作品だ。

今回は本作の監督でもあり、TV「パワーレンジャー」シリーズで全米をはじめ、世界中の子供たちを熱狂させた実力派監督・坂本浩一さんにお話を伺いました。

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本作の監督をされた経緯をお聞かせ下さい

■坂本浩一監督(以下、坂本監督):「15~6年間くらい前から仲良くさせていただいてる、本作のプロデューサーでもある円谷プロの岡部さんから「新体制の円谷でウルトラマンの映画を作りたい」とお話を聞き、本作の監督のオファーをいただきました。
僕の中でもウルトラマンというコンテンツをアクション映画の観点から捉えて、娯楽映画として描きたいと思っていて、そこで僕と岡部さんの意見が一致しまして、岡部さんからも「ウルトラマンをワイヤーで飛ばしたり、今までに見たことの無いウルトラマンを見たい」と意見をいただきました。
僕自身もウルトラマンの大ファンなので、思い描いてた事が実現できる!と、即答で返事をしました(笑)」


本作は国民的ヒーローであるウルトラマンの“お祭り映画”的な作品ですが、監督をやられての率直なご感想をお聞かせ下さい

■坂本監督:「正直プレッシャーは大きかったですね(笑)。歴史に残るヒーローですし、期待しているファンも多いですから。
それに今回ウルトラマンの本拠である“光の国”を描き、それに歴代のウルトラマンを多数登場させているので、周りからの期待値は必然的に高くなりますよね。
ただ僕自身が子供の頃からウルトラマンの大ファンなので、僕にしてみれば夢が叶ったようなもので、プレッシャーもありましたが嬉しい面の方が大きかったですね。
ほんと楽しみながら監督をさせて頂きました」


ある意味ウルトラマンのセオリーを打ち破る作品だったと思います。その辺もプレッシャーのひとつでしたか?

■坂本監督:「その辺は監督のオファーをいただいた時点で、プロデューサーの岡部さんが既にデザイナーの方や、合成の方とコンセプト上で「光の国はこんな場所」とか「怪獣墓場はこんな場所」とか、今後のウルトラ作品の中で登場させてもいいように設定を作っておいてくれたんです。そういう大事な設定や、全編をグリーンバックで撮影するというのも岡部さんの意向で決まっていました。
なので既にデザインとして描かれた光の国などを、僕の演出で描かせていただいた形になります」


グリーンバックの話がでましたが、今回全編をグリーンバックで撮影し、背景を全てCGで描かれていますが、それで良かった点はどのような事でしょうか?

■坂本監督:「やはり光の国や巨大な建造物の質感や存在感は

★インタビュー(2009 interview)
2009/12/18 15:50



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