年末調整のメリットとは?年末調整とは、今年一年間に給与から差し引かれてきた所得税が果たして妥当だったのか?という視点で確認して、多く差し引かれ過ぎていたなら返って(還付)くるし、少なすぎた場合は、不足分を徴収されるという事で、年末に所得税を調整する・・・年末調整といいます。
これは、確定申告をしない会社員、公務員、団体職員の方にとっては、結構面倒に感じられることで、中には提出期限ギリギリまで放っておいて、「扶養家族の誕生日が分からないから・・・」と言って、扶養家族構成を書かないで提出してしまう方もいるようですが、これは、アンケートではなく、「所得税を計算する上で必要な情報を出してくださいね!」という一種の申告書ですので、きちんと提出しましょう。
では、扶養家族をきちんと書くと、どんなメリットがあるかというと、以下の通りの金額が所得から差し引かれます。
①年収103万円以下の配偶者がある場合は38万円
②16歳~18歳の子どもがいる場合、38万円
③19歳~22歳の子どもがいる場合、58万円
④70歳以上のお父さん、お母さんを扶養している場合、48万円(同居なら58万円)
が、その年の所得から差し引かれます。
たとえば、年収103万円以下の奥さんと、高校生の子ども1人、大学生の子ども1人、70歳の同居の父母がいる場合ですと、
38万円(奥さん)+38万円(高校生)+58万円(大学生)+58万円(お父さん)+58万円(お母さん)=250万円
が、その年の所得から差し引かれます。
ということは、所得税の税率が10%の方で、
所得税 250万円×10%=25万円
住民税 250万円×10%=25万円(本来は少し控除金額が違いますが、概算として・・・)
合計50万円も税金が安くなります。
この他にも生命保険料控除や、地震保険料控除もあるので、しっかりと書いて提出しましょう。
ファイナンシャルプランナー 市川
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