コラム181 米国糖尿病学会が新たな診断基準発表、HbA1c6.5%以上を糖尿病とする

米国糖尿病学会(ADA)と国際糖尿病連合(IDF)、欧州糖尿病学会(EASD)の3団体は6月5日、合同で新たな糖尿病診断基準を発表した。指標にHbA1cを採用し、「HbA1c6.5%以上を糖尿病とする」と定めた。欧米ではこれまで、空腹時血糖やブドウ糖負荷試験による糖尿病診断を行ってきた。
3団体のほか、WHOも新たな糖尿病診断基準を検討しており、日本糖尿病学会も、わが国の新しい糖尿病診断基準の策定へ向けた動きを加速させている。
糖尿病の診断には、2~3カ月間の血糖値の平均を評価する HbA1c(グリコヘモグロビン)値の検査を主に用いるべきであるとの勧告が、米ニューオーリーンズで開催された米国糖尿病協会の年次集会で国際専門委員会により発表された。同委員会の代表で米マサチューセッツ総合病院(ボストン)糖尿病センター長のDavid Nathan博士はこの勧告について、「30年以上も糖尿病の診断に用いてきた方法から、初めて大きく脱却するものである」と述べている。
糖尿病ネットワーク09/06/10

日本の糖尿病治療や健康診断では、HbA1c値という検査はおなじみになりつつあります。2~3ヶ月間の血糖の平均的な指標で、糖尿病の状態を正確にあらわします。しかしながら、日本でも他の先進国でも糖尿病学会のガイドラインでは、治療目標にはなっていても、正式な診断基準にはなっていません。
HbA1c値は空腹時でなくてもいつでも検査できるし、血糖値のように検査毎で数値がバラバラになることもありません。糖尿病ではない方にももっと広くPRして、HbA1c値を知って頂きたいと思います。
店長

糖尿病
2009/06/14 12:51