コラム771 中越沖地震:3年 エコノミークラス症候群、依然高水準に 柏崎で被災者検診 /新潟

中越沖地震で車中にて避難生活を送った被災者に相次いだエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓(そくせん)症)の予防検診が、柏崎市の国立病院機構新潟病院で行われ、受診した被災者374人のうち25人(6・7%)の下肢から同症の症状である血栓が見つかった。被災地以外で通常見つかる割合(約2%)を上回り、被災から3年でも依然として高い水準にあることが分かった。
「同症は、狭い場所で長時間同じ姿勢を続けたときなどにできる血栓が血管を詰まらせる病気。04年10月の中越地震では4人が死亡した。中越沖地震では直後の07年7月の検診で995人中49人(4・9%)に血栓が見つかり、08年8月の検診でも269人中14人(5・2%)だった。今回血栓が見つかった25人のうち6人は検診を受けたことがない新規受診者だった。これまでの検診でも血栓が見つかる新規受診者は5~6%台にのぼる。主催した新潟大大学院の榛沢和彦医師(呼吸循環外科)は、「新たな発症者もおり、地震直後に血栓ができたのに気付かず悪化する潜在患者がまだいるのでは」と指摘している。【
毎日新聞 2100/7/16

エコノミークラス症候群は狭い場所で長時間同じ姿勢を続けて足にできる血栓が、肺や脳、心臓の血管を詰まらせる病気です。長時間同じ姿勢をとっていると、足に血管に血のかたまり(血栓)ができ、血管壁に付着します。この血栓が体が動いたときに血管壁からはがれ、静脈流に乗って肺や脳や心臓にとび、血管を詰まらせてしまい、急死することもあります。とりわけ飛行機の座席の狭いエコノミークラス席で発病する確率が高いと思われているためにエコノミークラス症候群と呼ばれていますが、他のクラスでも起こります。さらに列車やバスの長時間乗車、タクシー運転手や長距離トラック運転手の発症も報告されています。最近問題となっているのは、記事のような被災地での避難生活で起こるケース、寝たきりの高齢者の方で多く起こっていることです。
店長


健康全般
2010/07/24 12:55