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ご挨拶
日本は、2005年に人口減少社会へと転じました。今後、日本が活力を維持していくためには、地方と中央のバランスのとれた成長により国全体の生産性を高めていくことが必要になります。
その具体的な手段として期待されているのが「観光」です。地域に眠っている有形・無形の資産を掘り起こし、有機的にむすびつけながら地域独自の観光資源や地域ブランドとして編集・発信し、国内外から観光客を呼び込む。1つの市町村では難しければ近隣の市町村と連携して広域の「観光」商品として作り上げていく。そのような形で交流人口を拡大し、地域経済の活性化と雇用創出を実現することが期待されています。
このような地域主導の新しいツーリズムを創出するためには、従来の観光関連産業だけではなく、これまで観光とは無縁であった、農林漁業や食品加工、各種製造業や情報サービス業など様々な産業・企業、さらには地域の大学やシンクタンク、NPOや市民組織など、多様な方々の参加と協力が不可欠となります。
一方、地域の取組みに対して政府は、「地域活性化なくして成長なし」という基本方針に基づき、多様な支援フレームを設けています。このような支援フレームを多くの地域がどのように活用していくのか。成果を上げていくのか。これまで支援フレームを十分に活用できていなかった地域への期待が高まっています。
また、「観光」には、観光・レジャー文化の発展を通して国民の余暇活動を充実し、生活の質の向上を実現していく側面も期待されています。そのためにも観光・旅行・レジャーサービス産業の経営の質を高め、より魅力ある産業にしていくことが重要です。