編集部員・菊地高弘の「野球楽屋噺」第2回先週より始まった、編集部員・菊地の「野球楽屋噺(がくやばなし)」。第1回のラストで毎週木曜日の「『中学野球小僧』の取材日誌」の枠で不定期に更新すると予告しましたが、本人から「あと3回は続いてしまいそう」という申し出を受け、単独記事として独立することにしました! 今後は「岩隈投手」に関する記事を1週間に1回ペースで更新していきます。
※第1回を見ていない方はまずコチラ!
岩隈と対戦できなかった男<1>→
http://kozo.weblogs.jp/kozo/2009/09/post-a2af.html
第2回・岩隈と対戦できなかった男<2>
東京よりもいくらか秋めいてきた仙台駅に長袖のシャツを羽織って降り立った僕は、「きすけ」の牛タンには目もくれず、東口駐車場に向かいました。仙台在住のライター、武藤桂子さんが車で迎えに来てくれていたのです。
武藤さんとは、『高校野球小僧』で花巻東・菊池雄星投手に「読書」についてのインタビューをして以来のタッグ。あの時は菊池投手のおかげで、細胞の内側から震えるようなインタビューができました。このことも、いずれ別の機会で書きたいと思います。
さて、今回の岩隈久志投手のインタビュー、すでに前日までに簡単な打ち合わせは済ませていましたが、改めて今回の取材主旨を車の中でおさらいしておきました。
【岩隈久志投手(楽天)取材主旨】
▼中学野球小僧11月号(10月10日発売)に掲載
▼東大和シニア時代のエピソード・練習法がメインテーマ
▼岩隈投手の代名詞「しなやかさ」のルーツを探る
▼高校野球に入るまでの準備や入学後の苦労について聞く
▼アマ時代にやっておいて良かったと実感することとは?
もちろん、上記のことに興味はありますが、僕個人としては何といっても「1999年の夏について触れたい」という願望がありました。
しかし、取材が決まってから、僕の頭の中で常にとぐろを巻いていたのが「何と切り出せばいいのか…」という思い。仮に僕と岩隈投手が高校時代に対戦できていたとしても、岩隈投手が難物だったとしたら、「それで?」と言われてそれでおしまいです。ましてや「高校時代にチーム同士が当たったけど、対戦すらできなかった」なんて話、岩隈投手にしてみれば、面白くもなんともない話ですよね。僕もまったく知らない人から、したり顔で「この前『中学野球小僧』買いましたよ。『菊地選手』の記事は読んでないですけどね」と言われても、「ハ、ハァ…」と返すしかありません。
僕は、「なんと言われたら傷つくか」という岩隈投手のリアクションを想像してみました。
岩隈投手
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