[メディア] CM自粛は意味があるのか? 東北関東大震災以来、大多数の広告主が民放でのCM放映を自粛しているようです。日がなNHKの放送を見ていると、気持ちが後ろ向きになりそうなので、ときどき民放にチャンネルを合わせたりラジオを聞いたりしているのですが、民放のCMタイムに繰り返しAC(公共広告機構)のメッセージが流れるのには、とても違和感を持ちます。
被災者の方々の心情に配慮してということなのでしょうが、皆が横並びでCMを自粛するという様子には、自分だけ批判にさらされる悪い子になりたくないという、大企業の事なかれ主義が未だに生きているのかとがっかりさせられます。
ここ数日の中で、私が民放で見た企業のCMは、電話会社の災害時伝言ダイヤルに関する告知CMと、眼鏡のJ!NSだけでした。不謹慎と言われるかもしれませんが、ACのメッセージばかりの中にJ!NSのCMが流れたときには、正直何かホッとした気分になりました。
早く普段の生活に戻りたいという気持ちは、多くの被災者の方々も同じだと思うのです。そんな中でテレビ放送がいつまでも「異常事態」を横並びで演出し、CMが自粛されるというのは、果たして良い選択なのでしょうか。被災地からも「子供たちには、いつものアニメを見せて安心させてあげたい。」というような声があがっています。被災者の方々(特に子供たち)の心のケアを考えたとき、全局が横並びで特別編成を組むばかりではなく、早く通常番組の放送やCMの復活をすることも必要なのではないかと思うのです。
ちなみに、眼鏡のJINSは売り上げの一部を義援金として寄付する取り組みを行っています。何も横並びでCMを自粛するばかりが能ではありません。自社のできることをできる範囲で行うことが、長続きする復興支援となるのではないでしょうか。
欲を言えば、JINSさんには被災地への眼鏡の無償提供なども行ってもらえると良いなと思います。今現在は物流の問題があるので現実的ではないかもしれませんが。
【追記(3/19)】
1)代ゼミもCMやってましたね
新年度入学受付中のCMですが、一方で被災した受験生への支援プログラムもやってます。
※東日本大震災で被災された受験生(高3生・高卒生)対象の特別支援制度について
Z会の対応(Z会の義援金を巡る秘話。 教育×マーケティングの人、Z会寺西隆行の「和顔愛語 先意承問」 )のほうがスマートだと感じますが、それぞれの企業が自社の得意分野で「らしい」支援をするというのは良いことだと思います。
2)ACジャパンがリリース出しました
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