院長のひとりごと・・・ 26(冷え性(症))
こんにちは。
今日は冷え性(症)について書きたいと思います。
西洋医学では冷え性は病気としては扱いません。
本人の身体の自覚症状(不定愁訴)に過ぎないという見方をします。
しかし、女性ではこの症状に悩む人が多く、男性にはほとんど見られません。
一般的な特徴として、身体全体は寒さを感じないが、手足、腰、下腹部など、
部分的な 冷えを感じることが多く、原因としてはホルモンの周期的な変動と、
それにともなう自律神経のバランスの乱れが原因であると考えられています。
ですから、西洋医学では決め手となる治療法がないのが現実です。
ところが、東洋医学では『冷え』はいろいろな症状を生む
原因になると 考えています。
たとえば、冷えが原因になっておこる症状としては
肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、腰痛、不眠、夜尿、
生理痛、生理不順、不感症、膀胱炎、下痢、便秘などがあり、
おりものが増えたりすることもあります。
身体を温める食べ物としては、
にんじん、大根、かぶ、ごぼう、キャベツ、白菜、ふき、ほうれん草、
しょうが、とうがらし、山芋、ぎんなん、くるみ、松の実などがあります。
逆に身体を冷やす食べ物としては、
みかん類、すいか、メロンなどのうり類、柿、バナナ、キウイ、
トマト、
なす、きゅうり、竹の子などがあります。![]()
見て分かるように、冬の野菜は身体を温める物が多く、
夏の野菜は身体を冷やす物が多いですね。(笑)
また、入浴の仕方も工夫して、下半身をよく温めるようにしてください。![]()
湯上りに水でしぼったタオルで身体を拭いてから、
バスタオルで身体を拭くようにすると、
肌がしまって湯冷めしにくくなります。
東洋医学では、冷え性(症)には大別すると2つのタイプがあり、
タイプや症状によって使用する漢方薬が違います。
*虚証タイプ