crontab を使って効率的にサービス監視する方法監視とは継続的なテストである、という話 (もしくは cronlog とテストスクリプトを組み合わせた監視手法について)に続きます
今日ようやく、積ん読状態だった「Software Design 2010年1月号」を手に取ったのですが、特集が「今日から使えるスクリプト満載! [プロ直伝]お手軽サーバ監視術」。興味深く拝読したのですが、もっと楽ができるのにと思うところも。ちょうど、昨年末に運用しているサービス「パストラック」のサーバを移転し、crontab と perl で書かれたスクリプト群を使った監視環境を構築したところなので、そこで使っているスクリプト cronlog を紹介したいと思います。
特集の前書きにも書かれていることですが、サーバやネットワーク機器が多数ある環境なら、Nagios を始めとする、専ら監視のために作られたソフトウェアを使って、監視システムを構築すべきです。逆に小規模な環境で crontab やスクリプトを監視に使うメリットがあるとしたら、それは、極力覚えることや必要な設定を減らせる、という点でしょう。
監視項目毎にスクリプトを書くなんて面倒でやってられません。そこで cronlog! cronlog を使うことで、既存のコマンドを crontab を使った監視系に早変わりさせることができます。
cronlog は、引数として与えられたコマンドを起動し、その終了コードが非ゼロであった場合に、コマンドの出力結果 (stdout と stderr) を標準出力にプリントするコマンドです。何を言っているか良くわからないかもしれませんが、cronlog を使うと、たとえば ping によるサーバ監視は crontab に以下のように書くことで可能となります。
MAILTO=alert@example.comこの crontab を解説すると、次のようになります。ping コマンドの終了コードは、応答が返ってきた場合 0、返ってこない場合に 1 です。cronlog は終了コードが非ゼロの場合のみ、実行されたコマンド (ここでは ping) の出力結果を出力、つまり
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