手放す親の勇気

母親と父親とは、当たり前ですけど、やはり違うものだと、受験や教育の話になると、特に思います。

俯瞰して、少し遠巻きに、手は決して出さず、口も必要最低限しか出さず、別個のものとして扱う父親。

近視眼的に、間近で、手も出し、口も出し、一緒にという感覚の母親。

ご家庭によっては、父母の在り方が逆のパターンもあり得ます。

父も母も、同じやり方で二人してかかっていくところは、あまり無いようにも思います。

両方に放っておかれるのも淋しいでしょうし、両方にくっ付かれるのも鬱陶しいものでしょう(笑)。

双方が違う役割を担って、バランスを保っているのかもしれません。

シングルで育てていらっしゃる方も増えてきている昨今、

そのバランスは、祖父母で保たれたり、兄弟で担ったりということになるのでしょうか?

普段は当たり前のようにしていることが、例えば、受験などのような、何か事があると、

「あれっ?うちって過保護なの?」

「えっ?もっと手伝ってやらないとダメだった?」

などと、自分の家のやり方が、他とは違っていたことに気付かされたりします。

違っていていいし、合わせなければならないとも思いませんが、そこにあまりにも大きな違いを見た時には愕然とします。

往々にして、愕然とするのは親のみです。

なぜって、子どもは親が作る環境しか知らなかったり、子どもの力で覆したりはしにくいものだから。


例えば、大学受験。

先輩友人に聞いて、地方までの学割きっぷを自分で準備し、先輩の下宿に泊めてもらって受験する人。

どんな交通機関を使って行くのか、宿泊はどうするのか、すべて親掛かりで、勉強だけして、あとは会場に付いていくだけの人。

大学3回生と、中学生くらいの差が既にあるような気がしませんか?

いつもいつも少しずつ少しずつ、子どもを手放していく、そんな勇気が、子どもをたくましくしていくんだと

また反省している私です。


2012/02/24 07:12



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