東京北京交流戦 2002年北京ツアー(21号、2002.9.14)

―第2回東京北京小学生将棋交流大会北京訪問記録―
7月23日(火)
 8:30成田第2空港ターミナル集合。時間切れ負けの方は一人も出ず、無事集合。小学生選手12名、日本将棋連盟8段佐伯先生、おじいちゃん2名・おばあちゃん1名を含む父兄11名、小学生選手の弟さん1名,ISPS会員・役員8名の構成。それにJTB添乗員の梅原さん。一行34名。
 11:48中国東方航空で出発、現地時間1:50北京到着。3:30JTB手配の通訳2名付きのバスで空港出発。紫禁城裏手にある景山公園散策後、宿泊ホテルの前門建国飯店に到着。顔なじみの崇文区少年宮王・李・袁先生の出迎えを受ける。
(池谷 孰) 

 代表選手1名が不参加となった為、5名の準代表から1名を選出する事とし、ホテルでの夕食後、トーナメント対局を行った。6年生の河合君が強豪を連破して代表に選出された。予選会で選に漏れたのが不思議なくらいの見事な指し回しであった。

7月24日(水)
 8:30ホテル出発。故宮博物館(紫禁城)見学。宝物殿ではスリッパを靴にかぶせた。敷地・建造物群は誠に壮大。昼食は歴史博物館内のレストラン。
 昼食後天安門広場見学。式典では100万人収容するとの事。引き続き天壇公園見学。皇帝が年2回豊作祈願を行った。
 天壇公園内の皇宮御茶房で見本のお茶をふるまわれ、多数がお茶を購入。
夜は四川飯店。ホテルに戻り、ロビーで佐伯先生のご好意による小学生相手の多面指し。小学生全員のお相手をして頂いた。なんと河合君と早川君の2名が勝利を収めた。

7月25日(木)
 8:20ホテル発崇文区少年宮に向かう。入り口に「日本東京的小朋友」を歓迎する旨の看板が掛けられていた。まず大講堂で開会式典。壇上にISPS側は真田理事長と佐伯先生。北京側は市の教育関係者および王主任(校長先生)。北京側7名の内3名が女性。女性の社会進出をうかがわせた。まず王先生が挨拶。協力組織・企業などへの謝意表明,7年で将棋教室を開講以来1万人が学んだ事、昨年は日本に招待を受けた事などを説明。真田理事長からは、これまでの北京との交流を説明、子供さん方は早く式典が終わって将棋を指したいと思っていらっしゃるでしょうとの発言に満場大拍手。王先生から額に入った「交流棋芸増進友誼」の書の贈呈があり式典終了。時々会場をうずめた北京側父兄の携帯電話が鳴っていた。
 会場には主催・後援・協力の組織企業名が掲示されていた。

主催:北京市崇文区少年宮・将棋を世界に広める会
後援:中国棋院・北京市対外友好協会・北京市棋類学会・日本国外務省・東京都・NHK・日本将棋連盟・國際将棋頻道
協力:(株)御蔵・(株)アマダ

 別室で東京・北京代表8名ずつのトーナメント。一回戦は全て日本側の勝ち。優勝は高艸賢君。準優勝は井出隼平君。3位は三枚堂達也君.在北京日本大使館文化部古永誠氏に来場頂き、日本代表8人に扇子を頂いた。
 その間,講堂では16面が用意され、佐伯先生が10面指しで将棋指導。残り6面で中国の子供との交流対局。
 昼食は少年宮のそばの中華レストラン。
 午後は団体戦。日本側の18勝4敗。希望者は北京市内王府井散策。
 北京と交流を始めた初期に最強の指し手であった、李鵬宇君が会いに会場に来てくれた。最初に会った時は小学生であったが、今や9月からは高校2年生。すっかり大きくなり髭が生え眼鏡を掛けていた。英語で話し合った。
 5:00ホテル帰着。5:30ホテル出発。夕食後希望者は雑技団のショー見学。小さい子供は8〜9歳との事だが実に見事な演技。

7月26日(金)
 観光希望者は8:30ホテル出発。万里の長城と明の十三陵へ。
 快晴の絶好の観光日和。
 将棋組は9:00出発、少年宮へ。李先生より中国将棋のルールの説明を受ける。そのあと李先生の三枚落ちで真田理事長との対局。李先生の勝ち。日本の小学生たちはすぐに理解し対局。李先生から駒を頂いた。
 午後は日本将棋の自由な親善対局。中国の子供たちもなかなか強かった。
 夜は一行は北京ダックを食べに出かけた。途中漢方の店に立ち寄り。佐伯先生とISPS役員は少年宮の招待を受けこちらでも北京ダックを賞味できた。「不到長城非好漢・不吃?鴨真遺憾」という言葉があるとの説明を受けた。みんな本場の北京ダックが食べられ幸せ。

2002年発行 | 中国・香港・台湾
2004/10/12 11:17



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