コラムー食べても太らないコツってあるの?最近、大食いを芸として売り出すタレントが増えています。不思議なことに、彼らの身体は
驚くほど細いことが多いです。一方で、絶食してもほとんどヤセない人もいます。
大食いタレントの場合はかなり特殊な例で比較にならないかもしれませんが、どうやら、太る
原因が食べる 「量」 だけによらないことは確かなようです。
特殊な体質の人や病気の場合を除けば、健康な人は量だけではなくて 「食べ方」によって
太りやすさが変わってくるのです。
一番よく知られているのが、早食いすると太る、という説。これにはちゃんと科学的な根拠が
あります。食事をして 「お腹がいっぱいになった」 と感じるのは、脳の視床下部にある
満腹中枢の働きによるものです。
食べたものが消化され、血糖値が上がり始めますと、満腹中枢が刺激を受け、幸福感や
落ち着きをもたらす脳内物質のセロトニンを分泌します。
最初に食べ物を口にしてから満腹中枢が刺激されるまでには、約20分を要します。
もし10分以内で食事を終えてしまうと、たとえ高カロリーの大盛り弁当を食べても、その時点で
満足感は得られません。そこでつい、食べ過ぎてしまうのです。
また、夜眠る前に食事をすると太る、ともいわれる。これも近年、科学的に証明されました。
細胞内に体内リズムを調節する特殊なたんぱく質があって、この量が日中は少なく、
午後10時から深夜2時頃までに昼間の20倍にも増えるというのです。このたんぱく質が多いと、細胞は内部に脂肪を溜め込もうとします。従って夜中に摂った食事は、昼間の何倍も
体脂肪に変化しやすいということになるわけです。
太らないためには、食事の内容やカロリーももちろん大事ですが、一定の時間帯に、よく噛んで
ゆっくりと、時間をかけて楽しむ食べ方を心がけることが大切です。時間をかけることで少ない
量でも満腹感を得られますし、噛むことによって消化もよくなり、アゴの運動によってカロリーを
消費できるというメリットもあります。
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