腰痛今すぐ出来る効果的予防法原因が何であれ、正しい姿勢を保つことが腰痛を防ぐ基本です。正しい姿勢とは、ただきちんと
正座したり、不動の姿勢で立つということではなく、体のあらゆる部分に無理のかからない姿勢
をいいます。
正しい姿勢とは、一口で言いますとエネルギー消費の最も少ない姿勢のことです。
正確にいえば、耳元から降ろした重心線が、肩、股関節のほぼ中央、膝の前くるぶしの直前を
通る姿勢、といわれています。
このように、見た目に美しく、その姿勢を長時間とっていてもくたびれなくて、重心線が通るべき
ところを通り、機能的にどんな動作にもたやすく移れる姿勢であることが大切です。
では、そのためには具体的にどのようにすればいいのでしょうか。
まず第一に、お腹の筋肉に力を入れてへこませ、腹圧をかけます。良い姿勢がとれないのは、
腹筋が緩んで内臓が下がっているからです。
第二に、お尻にある臀(でん)筋に力を入れます。要領は、おしっこを途中で止めるようにする
こと。このようにすれば肛門に力が入り、臀筋にも力が入ります。こうすることで
必然的に骨盤を固定し、正しい姿勢をとることができます。
第三に、すでに姿勢の悪い人は背筋をピッと伸ばすことが大切です。ただ背筋を伸ばすだけ
ではなく、胸を張ると背中が反ってしまうので、手を組んで歌うときのような格好をする
と正しい姿勢になります。
第四に、顎(あご)が前に突き出ていると背中が丸くなりますので、いつも顎を引いて五~六
メートル前方を見るようにします。こうすると、多少うつ向き加減の姿勢になります。
第五に、立っている場合は、体重が親指にかかるような、こころもち親指で立つような姿勢に
すると、くるぶしの前あたりに重心が落ちて良い姿勢がとれるようになります。決して
かかとで立たないこと。こういう姿勢は良い姿勢とはいえません。
第六に、ちょっと難しいですが、気持ちとして頭が空中に浮かんでいる様子、すなわち
頭が背骨をぶら下げているという感覚を会得すること。背骨がいつもぶら下がって
動いているという感じになれば良い姿勢です。
悪い姿勢は、長く続ければ続けるほど身についてしまって治りません。逆に良い姿勢という
のは、一朝一夕に身につくものではなく、かなりの気構えと努力が必要です。電車に乗っている
ときも、階段を上り下りするときも、歩いているときも、いつもこの六ヶ条を心がけて身につけ
たいものです。
その他、次の点にも注意が必要です。
・ 重いものは必ず体のそばに引き寄せて持つ
・ 寝具はあえて硬いものを
・ エビのように丸まって寝るのが理想的
・ 枕はスポンジよりそば殻
・ 寝だめは腰に悪い
・ 靴や眼鏡にも気配りを (自分に合ったものを使う)
・ 台所での無理な姿勢は腰痛のもと
以上のことを心がけて実践してみてくださいね。![]()
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