2/10 本日の戦略-円は3日連続で主要通貨で下落、週末調整あるか-おはようございます。最近月の入りがちょうど出勤の時間と重なり、西の空にはっきりと見えます。空気が澄んでいるせいか月がきれいです。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>ドル>ポンド>NZドル>豪ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
昨日はギリシャの連立与党がトロイカ(EU/IMF/ECB)が第2次支援の条件としていた緊縮策を受け入れたとの報道とドラギECB総裁の発言では慎重ながらも明るい表現が入っていたことから、楽観的な見方が広がり、ユーロやクロス円が上昇しています。レーン欧州委員会委員は「ギリシャ議会と法案の動向待ってユーロ圏は決定へ」と発言、ユンケル・ユーログループ議長は「いくつかの要素について議論する必要がある」「15日の会合で最終決定を保証することはできない」と発言しています。ただ、市場ではギリシャのデフォルトはないとの見方が強いことから、15日の会合まではユーロが底堅く推移すると思われます。また、チャート上でもMACDがゴールデンクロスしてきたこともあり、週足の一目均衡表の基準線の1.3586ドル近辺まではあるかもしれません。
ドル/円は米新規失業保険申請件数がよかったこと(米労働省は特殊な要因はなかったとしています)、米10年債利回りが上昇したことなどを背景に77.73円まで上昇し、日足での一目均衡表の雲の上に抜け出ました。また、遅行線も同様に雲の上に出ました。次週13-14日の日銀金融政策決定会合までは追加緩和政策への期待もあり、円が売られやすい状況が続く可能性があります。チャートでも週足の一目均衡表の転換線と基準線を上に抜けたことから、昨年10月31日の介入以来のレンジの上限となる78円25-30円を試しに行くものと思います。
豪ドル/円、NZドル/円はリスク回避の目的でユーロから豪ドル、NZドルに向かっていた資金が逆流するかどうかに注目です。先ほど発表された豪中銀の四半期金融報告では、成長率、インフレ予想を下方修正しています。このため、今週7日(火)に政策金利を据置いた豪中銀も3月もしくは4月に0.25%の利下げをしてくるとの見方が浮上してきているものと思われます。チャート上でも21日移動平均線のからの乖離率が豪ドル/円で3.015%、NZドル/円が3.091%と、調整に入ってもおかしくない水準へと上昇しています。
■AUDJPY 日足(エンベロープ、ストキャスティックス)
source:uedaharlowfx
豪ドル/円は本年に入ってから21日移動平均線にサポートされて上昇、21日移動平均線から上方に3%離れた水準に達すると、少し調整するといった動きになっています。ストキャスティックス(スロー)でも%Kスロー、%Dスローが80を超えて推移していて、デッドクロスする可能性が高いことから、クロスした場合には21日移動平均線81.48円近辺まで調整が入る可能性が高いと思います。
■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY [Up]