あやかりものと周辺文化東京スカイツリーの開業がいよいよ迫ってきて、先週のお話をしながらいろいろしらべていくと、実にたくさんの「あやかりもの」があることをあらためて確認してしまいました。ツリー関連のお土産に始まり、定番のツリーに似せた食べ物、634メートルの高さにかけた634や6340や63400円といった値段設定のもの・・・考えられる限りのものが登場しています。いわゆるこれが、よくニュースなどでも取り上げられる「経済効果」ということなんでしょう。
しかし、考えてみれば、東京スカイツリーといった観光地だけでなく、人間の文化なんて、つまりすべてが「周辺文化」で成り立っているようなものです。音楽だって例外はありません。モーツアルトの作曲した作品だけを、現代人は現代の演奏で聴いていますが、彼の音楽は当時の宮廷やウィーンの街の中で流行っていたファッションに合わせて書かれているわけで、そこに「少しだけ」彼なりの新機軸を盛り込んだわけです。モーツアルトといえども、まったく好きなようには書けなかったわけです。
絵画でも、文学でも、食文化でも、観光地でも、人間が経験や結びつきを重視する動物である以上、みんな「あやかりもの」で大きく動いているのだなあ・・・と、特に日本では、強く感じます。
今日のOTTAVA fresco各コーナーは・・・
Spice of Journey
今週のSpice of the Journeyは,、「カカオとチョコレートの旅路」という話題でお話します。
もちろん、このテーマを選んだのは、2月14日がバレンタインデーで、日本ではもっともチョコが消費される日です。バレンタインデーとチョコを結びつけたのは、日本独特の習慣ですが、いまやもっとも違和感がなく特定の日と結びついている食べ物、になってしまいしたね。
チョコレートはもともとヨーロッパで発達したものですが、ヨーロッパ内では原材料であるカカオが産出されません。チョコレートは、そもそもが「長い旅路と歴史」を内包したものなのです。
甘く、時に苦いチョコレートの背景を、バレンタインデーのある今週に、たどっていきたいと思います。
The art of living
このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。
The air of Music
今日は、1883年に亡くなったオペラ界の巨人、リヒャルト・ワーグナーの命日です。1813年生まれのワーグナーは、イタリアのヴェルディと同い年、つまり来年がいよいよ生誕200年ということで、もう世界各地では、来年のメモリアルイヤーに向けて、いろいろな催しが始まっています。
今日は、ワーグナーの作品を、一部ではありますが、お送りします。
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