インフレとデフレOTTAVA frescoのニュースでもお伝えしたように、先日、日銀が初めて金融政策決定会合で「インフレ目標」を明言したりしました。政府からの要請があったようですが、ここのところ長いデフレ状況にある日本経済にとって、どの程度効果があるのかは興味のあるところです。
株価はその日、少しあがったようですが、街には、デフレ経済の申し子があふれています。100円ショップは何度入っても「こんなものまで!」と驚きの連続ですし、外食産業は「どうしてここまで?」という値段設定のものもあり、材料を買って自宅で手作りしてもコスト競争に勝てない・・と驚いたり、また、再販制度に守られて、ほぼ値引き販売がないはずの本でさえ、駅のコンコースなどで、半額ぐらいの値段で売っていたりします。古本ではありません。新刊の「バーゲンセール」には驚いて、その棚を見てみたのですが、どうやら、新刊ではあるものの、値段設定が高かったために、売れないまま10年近く経ってしまった本のようでした。それでも、安値は魅力的です。
デフレ経済が続いた結果、我々の頭が「デフレ思考」になっていて、少しでも安いものを、と思うことが当たり前になった現在、少しのインフレ誘導などが効果的だとは、あまり思えないのですが、どうなのでしょうか?極論ですが、金融政策に関わる人たちは、街の100円ショップあたりを散策してから議論した方が良いかもしれません。
反対に、「安ければなんでもあり」的な発想で、模造品やコピー品が大量に出回る中国で、本物志向が芽生え、「価格が高くても本物を持つ方が良い」と考える人たちが多くなっている、というニュースもありました。いま、多くの日本の人が「中国はバッタもん経済」と思っているところがありますが、気がつくと、逆転しているかもしれません・・・・。
今日のOTTAVA fresco各コーナーは・・・
Spice of Journey
今週のSpice of the Journeyは,、「カカオとチョコレートの旅路」という話題でお話ししています。
もちろん、このテーマを選んだのは、火曜日の2月14日がバレンタインデーで、日本ではもっともチョコが消費される日だからです。バレンタインデーとチョコを結びつけたのは、日本独特の習慣ですが、いまやもっとも違和感がなく特定の日と結びついている食べ物、になってしまいしたね。
チョコレートはもともとヨーロッパで発達したものですが、ヨーロッパ内では原材料であるカカオや砂糖が産出されません。チョコレートは、そもそもが「長い旅路と歴史」を内包したものなのです。
甘く、時に苦いチョコレートの背景を、バレンタインデーのある今週に、たどっていきたいと思います。
The art of living
このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。
The air of Music
今日は、バッハやヘンデルより少し早い時代にイタリアで活躍した、バロックの作曲家、アルカンジェロ・コレルリの誕生日です。ただ、現代のクラシック音楽で「コレルリ」というと、ラフマニノフのコレルリの主題による変奏曲やバッハのコレルリの主題によるフーガ、といった「コレルリの曲を元にしたヴァリエーション」の方が、本人の本来の作品より、頻繁に演奏されたりします。
今日は、コレルリ・オリジナルの曲を少しお送りした後、「~の主題による」と名付けられた、「他人の作品の旋律などをもらってヴァリエーションした変奏曲」、つまりクラシック音楽における「本歌取り」の作品を、続々とお届けします。
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