高齢『化』社会

現在の先進国はいずれも高齢化社会問題に直面しています。我々の日本も、それが政治の中心議題、といってもよいぐらいで、年金・社会保障・医療、さまざまな問題が増税などとともに論議されている真っ最中ですね。

私は、ご高齢でも第一線で活躍されている方にインタビューさせていただく機会が多くあります。いずれも、社会的に言えば「定年後」の年齢の方が多いのですが、「定年前」と変わらぬ仕事・生活をされていたり、または一般的な「定年」の年齢から新たな仕事やプロジェクトを始められている場合も、少なくありません。

そういった方が共通して口になさるのは、「夢を持ったり、何かを始めるのに、年齢で『遅すぎる』ということは決してない。寿命が自分でわからぬ以上、今から始めるのに何の遅いことがあろうか。年齢をいいわけに夢を持ったり新たな仕事にとりかかるのを躊躇するのは、自分で寿命を縮めていることと同じだ・・」といったことです。確かに、その通りで、そういった元気な皆さんは、そうして「今と未来」を大切に生きていらっしゃるから、溌剌として、かつ、健康なのだと思います。

そのような矍鑠とした方にお目にかかるにつけ、一般的な数字などで、「前期・後期 高齢者」などと、くくってしまうのは、誠にナンセンスな気がします。

今の日本・・・高齢化社会、といわれますが、戦中戦後のあの大変な昭和の時代を生きてこられた方々こそ、まだまだお元気で、むしろ、その後の、平和で恵まれた時代に育った、実年齢的には若い者のほうこそ、私を含めて、「寿命を自ら縮めるような考え方」をしてるようにも、思えます。

つまり、現在の日本の「高齢化社会問題」というのは、実際の年齢が高い人が相対的に増えてゆく、ということと同時に、「実際の年齢が低い人の『高齢化』」が増えている、ということであるような気がします。

「草食化」などと言い替えてはいますが。

今日のOTTAVA fresco各コーナーは・・・

Spice of Journey

今週のSpice of the Journeyは,、「ピラミッドと古代文明」という話題でお話ししています。

地球の各地に現れた古代文明。人間が定住農耕生活を行うようになって、自然発生的に起こったため、古代文明は大体川のほとりで生まれたと考えられています。その中でも「ナイルのたまもの」と言われ、長い長い歴史を持ち、その後のギリシア・ローマに影響を与え、ヨーロッパ文明の基礎ともなった古代エジプト文明ですが、この文明は、現代の尺度から考えても大変な建造物を建てたことで有名です。数々の神殿、そしてピラミッドにスフィンクス。現在ピラミッドは王の墓だけでなく、複合宗教施設として考えられていますが、果たしてそれだけなのでしょうか?

今週は、ピラミッドの謎からスタートして、エジプト古代文明を広く回ってみたいと思います。

The art of living

このコーナーは、今日も、気になるニュースを取り上げてみたいと思います。

The air of Music

今日のこのコーナーは月に1度のマンスリー・ゲスト・トークのコーナーです。

今回は、映像作家の渡辺智史さんをお迎えし、彼の出身地・山形の「在来作物」に光を当てる作品「よみがえりのレシピ」を録った時のお話、さらに種を守ること、在来作物という文化、と食農業にまつわるいろいろなお話をうかがいました。

どうぞお楽しみに。

2012/02/23 07:00



コメント

コメントを見る (0)

コメントを投稿

* コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。