夏休み

 蝉はいつもより早く鳴き始めた。真夏のような暑さが

早くもやって来た‥梅雨明け間近?と思いきや、梅雨の

カムバック‥いまだ明ける気配がない。

 

  今年は、大雨の被害がなく、梅雨が明けてよかった‥

と思っていたとたん、大雨の被害や竜巻までもが起こって

難儀なことだとため息をついた。

  インフルエンザの影響で、まだ夏休みになっていない

高校もある。また、お盆明けからスグに授業が始まる

学校もあると聞く。高校生も大変だ‥。

 

  昨日、先生方の研修に参加させてもらって、精神科医

の話を聞いた。その中で、成人になって精神病になる人の

多くが、10代の頃に何らかのサインが出ているのだそうだ。

(正確な割合は後日補う)

  つまり、10代の頃、家庭や学校で早めに気付いて医療または

適切なケアを行えば、精神病の発病を防げるか、症状を

軽くすることができるかもしれない、というのである。

  感覚的に、早期発見早期対応(又は治療)がココロの問題にも

絶対効果があると思っているが、データで見たのは初めてだった。

  

  最近、児童福祉の範囲が18歳までで、それ以後のケアが少ないことに

疑問を感じている。(若年者の就労支援は概ね34歳まで扱ってくれる‥それを

知らない人は多いかもしれない)

  18歳以降は自立できているだろうということなのだろうが、

現実はそうなっていない。(何をもって自立‥というかが問題であるので、

いったん経済的自立を目安に考えると)高卒者の50%以上が

大学に進学する世の中である。18~22歳の半分以上の人たちが

学生なのだから、20歳で成人‥というのも心もとない感じは否めない。

さらに大卒者で就職する人は67.6%で、残る33.4%の人は、

進学(15.4%)か、一時的な仕事(2.4%)かそれ以外(12.4%)

‥それ以外って、何もしていないということだろう。もちろん高校、短大、

専門学校を卒業して就職する人もいるので一概には言えないが、

少なくても18歳で自立できている人なんて今や少数派ではないか。

  

  問題は、一人前に働くようになったからといって、さまざまなケアが

必要ないわけではない。しかし、一般に利用できる場は「病院」以外

ほとんどない。福祉のサービスは「障害者」として認定されなければ利用できない。

 

   病気・障害とまでいかなくても、日常的、継続的なケアを必要と

する人も多いし、健康診断以外に、どうしてココロや生活全体の

相談ができる場が、もっとないのだろうか?と思っている。

   

   働いていると、身体の不調は病院へいくからいいが、

ココロの不調や生活や対人面での困難があっても、そのまま

放置してしまう場合が多い‥それがどんどん困難さを増し、

最後に破綻してしまう‥(><)

  

  

  精神病や自殺、虐待や世の中の痛ましい事件の一部には、

そんな背景を感じることがある。

  

2009/07/31 10:49



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