ココロの音夏の訪れも早かったが、秋の気配もずいぶん早い。
お盆が明ける頃に虫の音が聞こえはじめた。
朝晩の涼風に「寒さ」さえ感じることがある。
虫の音は聞こえるが、ココロの音はなかなか聞こえない。
思ったことを言いたい放題いうのも困るが、思ったことを
言えなさ過ぎるのも困ったものだ。
最近、自分の思いや、気持ちに気づかず、
やるべきこと、やらねばならないことに従って、つかれきった人に
よく出会う。
仲良くしなければならない。
揉め事をおこさないように‥
我慢しなければならない。
我儘を言ってはいけない。
自分だけが1人で生きているんじゃない。
‥表現はいろいろだが、自分を押さえつけ
自分の感情や気持ちを後回しにすることが
よいことのように教育されている人は多い。
一方で、我慢できず、思うことを口にし
自分がよくて、何が悪い?という人も増えている。
学校や職場で、言いたい放題の人と、我慢ばかり
強いられる人がいて、一方通行のコミュニケーションが
空しく繰り返される。(それはコミュニケーションとは言わないだろう)
言いたい放題の人は、自分がよくない‥ということに
気づく機会もなく、これでいいのだ‥と思いを募らせ、
我慢するだけの人は、いつかストレスをため、我慢が足りないと
自分の非力を憂え、しまいには体の不調を訴える。
どちらにとっても不幸な気がする。
自分のココロの音に耳を澄ませ、気持ちや感情に
気づくこと。できればそれを、何かの形で表現してほしい‥。
自分と他者のココロの音はちゃんとハーモニーを奏でられるのに‥
自分のココロの音に気づかないでは奏でることもできない。
ハーモニーは違う音だから生まれる。
なのに、人々は違う音を出すことを恐れているような気がする。
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