倒産判別アルトマンのZ値のスクリーニング『会社四季報CD‐ROM』編集部です。
最近、倒産会社がいくつも出ています。
こうした倒産が多い時期になると、事前に倒産を予知できるモデル(計算式)に注目が集まります。
今日は、お馴染みアルトマンのZ値のスクリーニングをご紹介します。
このモデルはかなり昔のものなので、現在でもそのまま使えるのかどうか微妙なところもありますが、式は以下の通りです。
Z =0.012X1 + 0.014X2 + 0.033X3 + 0.006X4 + 0.999X5
X1=運転資本/総資産×100(%)
X2=留保利益/総資産×100(%)
X3=利息・税控除前利益/総資産×100(%)
X4=時価総額/負債×100(%)
X5=売上高/総資産(回)
※運転資本=受取手形・売掛金+棚卸資産-支払手形・買掛金
留保利益=利益剰余金
利息・税控除前利益=営業利益
このZ値が2.675以下なら倒産の可能性が高いということになります。
この手の分析は判別分析といいまして、実際に存在する倒産会社と非倒産会社を財務データなどで区別するには、どういう式が有効なのかという分析を行います。
アルトマンさんが行った分析では、この式によりZ値2.675以下が倒産会社という結果になったということです。
このモデルは1960年代後半のアメリカで生まれています。
国も時代も違いますので、この結果を鵜呑みにしないようにしてください。
さて、スクリーニング条件式は以下のようになります。
スクリーニングはすぐに作れるのですが、作り方のご紹介はちょっと一仕事なので、来週にさせてください。
結果は以下の通りです。最近、倒産した会社もありますね。
※Z値の低い順に表示。『会社四季報CD‐ROM』2008年4集秋号を使用。画像をクリックすると拡大します
アルトマンのZ値は過去のものかと思っていましたが、まだまだ使えるようです。
この手の倒産判別モデルは他にもさまざまなものがあります。
私が知っているモデル
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