来期の予想数字を使うスクリーニングは要注意!

『会社四季報CD‐ROM』編集部です。

先日、サポート・デスクに来期の予想PERを連結と単独を同時表示させるとおかしくなる」というご質問をいただきました。

具体的には以下のようなスクリーニングを行ったときです。


※画像をクリックすると拡大します

これは件数検索をクリックした後の画面ですが、

件数は、
連結・予想PER(倍)が3265件、
単独・来期予想PER(倍)は634件です。

しかし、件数計は「0」になっています。

このまま表示すると「設定された条件に合致する会社はありません。」とメッセージが出てきます。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

『会社四季報CD‐ROM』のスクリーニングでは、スクリーニング項目を使って計算した場合、データが存在せずに計算できない会社を除外します。

すべて「エラー」にして表示するというやり方もあるのですが、
「データがないためなのか」、「計算で不都合が生じるためなのか」を区別する必要があると考え、このような仕様にしています。

例えば、連結予想PERは株価÷予想連結1株益で計算しますが、予想連結1株益が「ゼロ」でエラーになるのか、連結決算を行っていなくてデータがないのでエラーになるのかでは大きな違いがあります。

そこで、『会社四季報CD‐ROM』では、データが存在せずに計算できないケースは除外しています。
(ちなみに株価の「-」はゼロ扱いです)

この仕様をご理解いただいた上で予想数字についてご説明します。

『会社四季報』では、連結を実施している会社は単独の来期数字は予想しません。

2007年2集春号の3月決算会社を例にあげると以下のようになります。

今期:2007年3月期
来期:2008年3月期

ここで、連結実施会社は来期(2008年3月期)の単独予想を行わないので、単独の来期予想データが存在しません。
逆に単独のみ実施している会社は連結の来期予想データがありません(単独のみ実施会社は今期もありませんが・・・)。

さらに、「スクリーニング条件式の関係」が「AND」になっています。
両方の条件式を満たす会社を選ぼうとしているのですが、来期予想PERを連結と単独同時に計算できる会社は存在しません。

そのため、該当件数がゼロという結果になります。

解決策としては、「OR」を使うというやり方があります。
先ほどのスクリーニングで「スクリーニング条件式の関係」を「OR」に修正してみます。

03:スクリーニングに役立つテクニック
2007/03/29 15:39



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